レイモンド・ベンソン 原作「赤い刺青の男」 |
ストーリー概要 |
ロンドンに向かう飛行機の中でキョウコ・マクマーンの変死体が発見される。そして、ほぼ同じ頃、東京近郊の自宅で彼女の父親と母親、そして姉までもが同じ症状で息を引き取った。 007ジェームズ・ボンドにMの指令が下った。 「日本で行われるG8サミットに同行し、テロを計画している吉田吾郎率いるジャパン・マフィアからイギリス首相を護衛しなさい。」 |
日本でボンドを迎えたのは、公安調査庁のタイガー田中と田村礼子だった。田中から、変死したマクマーン一家と体全体に赤い刺青を施した闇将軍・吉田吾郎は、マクマーンの経営する製薬会社を通じて深い関係を持っていたことやマクマーンの末娘、マユミが父に反発して家出をしたまま行方不明になっていることなどを聞いたボンドの東京での調査が開始される。田中とマクマーンの邸宅を訪ねたボンドは、庭の泉の周りを飛ぶたくさんの蚊を見つけなにか引っかかるものを感じた。 |
調査を進めるボンドと礼子に次々と危険が襲いかかる。新宿では、殺されたマユミの元恋人の死体を調べているところに2台のバイクが襲いかってきた。築地魚市場では、敵の銃弾が襲う。銃を発射した男が逃げ込んだのは歌舞伎座だ。ボンドが必死で追跡するが男は逃げ切ってしまう。その夜、ボンドは謎の男に呼び出され、とあるビルの中に入った途端に頭を直撃され、気を失う。椅子にしばりつけられ何度も殴られたが、機転を利かせて別の部屋に逃げ込んだボンドが見つけたものは、北海道の住所が書いてある大量の資料と蚊のスライドであった。 |
捕まっていた時に、敵が話していた「明日、鎌倉で会う。」という言葉を思い出したボンドは、田中と鎌倉に向かった。鎌倉の大仏の前で、不審な3人を見つけたが、そのうちの一人は、後頭部が禿げ上がった小さな男だった。まるで伝説の生き物「河童」のようだとボンドは思った。ボンドと礼子は、寝台特急「カシオペア」で北海道に向かった。最前部にあるスイートで2人が甘い時間を過ごしている時、あの河童が殺人兵器である「蚊」を放った。礼子の腕にも蚊が襲う。 |
青函トンネルの底で急停車したカシオペアから外に出たボンドは、逃げる河童を追跡したが、見失った途端に重い蹴りを喰らい意識が薄れていった。意識が戻った時、ボンドの体は縛られてトンネルの天井から吊るされていた。そこにカシオペアが近づいてくる。危機一髪、小型ナイフでロープを切るのと列車が通り過ぎるのはほぼ同時であった。 |
札幌のソープランドで働くマユミを探し当てたボンドは、今までのいきさつをすべて話し、敵のアジトがある登別温泉に向かった。激しい襲撃をかわしながら敵の施設に忍び込んだボンドがそこで見たものは、無数の培養基に入った「殺人蚊」だった。その時、機関銃を下げた男達が立ちはだかり、2人を大きなスクリーンの前に連れて行く。スクリーンに現れたのは吉田吾郎だ。吉田は、勝ち誇ったように自分の計画を話し始めた。やはり、直島で行われるG8サミットで、殺人蚊を大量に放し、混乱に落とし入れようとしていたのだ。 ボンドとマユミは、蚊の水槽に浸けられる寸前、小型爆弾を使って施設を逃げ出し、追っ手をまいた。 舞台は、今、まさにG8サミットの開催地、直島に移ろうとしていた。 >>直島でのストーリー |
Posted by M |
NAVI |
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